2月8日 - Net IB News
世界的に経済状況が混沌としている中、シンガポールの観光産業がここ2年間絶好調です。
長期的な視点でコツコツと観光産業を発展させてきたシンガポールの2010年度観光収益は約1兆2,220億円で、なんと国内総生産の6%にまで及んでいます。
また、人口も2011年度は前年同期比で約14%も上昇しました。なかでも日本からの観光客は前年比24%増と多数の日本人がシンガポールに来ており、これは2010年にオープンした「マリーナベイサンズ」と「リゾートワールドセントーサ」という2つのシンガポールカジノが非常に強く関わっているようです。
「マリーナベイサンズ」のターゲットは主にコンベンションセンターを利用するビジネスマン、「リゾートワールドセントーサ」はユニバーサル・スタジオ・シンガポールなどのエンターテインメント施設中心のファミリー向けと、より多くの観光客を呼び寄せる戦略が行き届いています。
ちなみに、この2大カジノリゾート施設の売り上げは、開業2年目にして本場ラスベガスを追い越す勢いがあるそうです。
( ※ 引用元:Net IB News )