9月17日(水) - Bloomberg
中国の公務員による汚職取り締まりが強化されたことを受けて、マカオカジノの観光客が減少しているようだ。
とくにカジノ収益の7割以上を落としていくと言われる中国人富裕層のマカオ離れが相次いでおり、マカオ以外のシンガポールやフィリピン、ラスベガスにカジノのプレイ拠点を移しているらしい。
これを受けてフィリピンやラスベガスのカジノでは、ハイローラーVIP客へのサービスを強化し、食事や劇場鑑賞、ホテル宿泊、無料送迎、プライベートジェットの利用など様々なVIP待遇をより良いものにしているとのこと。
また、ラスベガスストリップ通り沿いにあるカジノリゾートでは、2014年7月までの1年間のカジノ収益が3.7%増の37億ドル(約4000億円)、さらにバカラにいたっては14.4%も増加したという。
( ※ 参考文献:Bloomberg )